ソフトバンク・藤本監督も納得 外野レギュラー争いがし烈 右打者3選手が一発
「練習試合、巨人3-6ソフトバンク」(13日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎)
ソフトバンクが3本塁打。外野レギュラー獲りを狙う右打者3人が一発を放った。
二回、ドラフト1位で入団し今季が3年目だった佐藤直が、巨人先発・直江から左越え2ラン。三回にはこの日4番に起用された正木が左中間スタンド中段へソロ。四回は横浜高校から入団して今季5年目だった増田が左翼ポール際へ2ランを叩き込んだ。
藤本監督は「今日はみんな(バットが)振れとった」と納得顔。うれしいアピール合戦についても「どんどんこのメンバーの中から(レギュラーが)出てこないといけない」と話した。
なかでも正木については、第1打席の犠飛も高く評価した。「簡単に見えるけど、第1ストライクの高めの球を外野にしっかり打ち返す。ああいうのが出ると、自ずとレギュラーの座が近づくんじゃないですか」と頷いた。正木は慶大から入団して今季1年目だった。長打力が持ち味で、今季は一軍で35試合に出場し3本塁打を放った。