ヤクルトの村上宗隆内野手（２２）が１４日、都内の日本記者クラブで記者会見を開いた。今季は打率・３１８、日本選手最多を更新する５６本塁打、１３４打点を挙げ、史上最年少の三冠王に輝く、飛躍の一年に。またヤクルトの不動の４番としてリーグ連覇にも大きく貢献した。

　三冠王を獲得したことについては「正直今は実感はない。もっともっと歩んでいく中で、この経験がよかったと思える野球人生を歩んでいきたい」と村上。“村神様”と呼ばれることには「あんまりピンとこない。ピンとこないですね」と話した。

　来季の目標を問われると「まだ数字としてははっきりと言えないけど、日本一になれなかった悔しさはある。リーグ３連覇と日本一を取り返しにいきたい」と決意。「現実的な数字は全て狙いたい。可能性はあるので、狙える数字は全部狙っていきたい」と掲げた。