ソフトバンク・甲斐 憧れ城島に続く受賞へ気合 6年連続GG賞
守備のベストナインを選ぶ「第51回三井ゴールデン・グラブ賞」が14日に発表され、パ・リーグ捕手部門でソフトバンク・甲斐拓也捕手(30)が、6年連続6度目の栄誉に輝いた。同部門では伊東勤(西武)の11度、城島健司(ダイエー、ソフトバンク)の7度に次ぐ歴代3位。国内FA権を行使したDeNA・嶺井の加入が決定的だが、来季も正捕手の座を守り、憧れの城島に肩を並べる。
「毎年意識している個人的にも特別な賞ですし、受賞は本当にうれしいです。守備にはこだわりがありますし、自分自身それが長所の選手だとも思っているので今後の励みになります」
今回の受賞でレジェンドの背中も見えてきたが、慢心はない。「この受賞に恥じないようもっと技術を上げていきたい」。正捕手として、さらに上を目指すだけだ。