楽天 渡辺佳は横浜高の先輩・涌井の移籍に「寂しい」明大の先輩・阿部の加入には「絶対に負けない」
楽天・渡辺佳明内野手(25)が15日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、200万増の1450万円でサインした。(金額は推定)
今季開幕直後にスタメンでの機会もあったが、結果を残せず2軍へ降格。ただ夏場に1軍へ戻ると持ち味の打力を発揮。「自分の中では自信につながりましたし、そこを来季も1年間続けてできるように」と一定の手応えもつかんだ。
またこの日、高校の先輩である涌井がトレードで移籍することが発表されたことを受け「小さい頃から知っている涌井さんがいなくなるのは寂しいです。一緒にお立ち台に立ちたかった」と心境を明かした。
また涌井のトレードで加入してくるのが、明大の先輩に当たる阿部。ポジションも重なりライバルとなるが「絶対に負けないという気持ちでやっていきたい」と力を込めた。
渡辺佳は今季、本職の内野に加え、外野も守るなど高いユーティリティー性を見せ、60試合の出場で打率・242、1本塁打、17打点だった。