帰ってきた「巨人の長野」に原監督猛ゲキ 「レギュラーになって」「情け」かけない

 巨人は15日、前広島・長野久義外野手(37)の入団会見を都内で行った。古巣復帰となったベテランは、原辰徳監督(64)から猛ゲキを受けた。

 来季、期待する役割を問われた指揮官は「レギュラーになってもらうことですよ」と明言した上で、「少々、情けをかけながら(起用する)ということは私は絶対しない」と勝ち取ることを求めた。

 原監督にとっては、ルーキー時代から主力に育て上げた選手。だが巨人にFA移籍した丸の人的補償で19年1月に広島に移籍。その時の心境を「28人プロテクトという中で彼が当時29番目であった。今だから言えるところですが少し悔しい思いを」と明かす。だからこそ5年ぶりに復帰した男に大きな期待を寄せた。

 帰ってきた“背番号7”は「(来春の)キャンプを全力で頑張ります」と誓った。そして「できれば全うしたい」と現役の最後まで巨人でプレーすることを希望した。

 ◆長野 久義(ちょうの・ひさよし)1984年12月6日生まれ、37歳。佐賀県出身。180センチ、85キロ。右投げ右打ち。外野手。筑陽学園から日大、ホンダを経て、09年度ドラフト1位で巨人入団。19年広島移籍。首位打者(11年)、最多安打(12年)、新人王(10年)、ベストナイン・ゴールデングラブ賞各3回(いずれも11~13年)。13年WBC日本代表。

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