楽天・福山博之、釜田佳直が現役引退「新しい野球人生を」球団スタッフ就任予定
楽天は16日、福山博之投手(33)、釜田佳直投手(29)が現役引退すると発表した。
釜田は金沢高から2011年ドラフト2位で楽天に入団。これまで88試合に登板し、21勝16敗、防御率4・86だった。昨季は1試合、今季は登板2試合にとどまっており、8日のトライアウトを受けていた。
福山は2010年ドラフト6位で横浜(DeNA)に入団し、その後楽天に移籍。376試合に登板し17勝15敗9セーブ102ホールドだった。
ともに2023シーズンから球団スタッフに就任予定。福山は「これから始まる新しい野球人生をじっくり堪能したいと思います」などとコメント。釜田は「トライアウトを受けましたが連絡をいただくことは無かったので、引退という形をとらせていただくことになりました。11年間、怪我がありながらも自分のなかでは、最後まで一生懸命、悔いなくやりきれたという思いがあります」とし「これまで野球に育てられてきたので、野球というスポーツを通して経験してきたことを還元し、恩返しができるよう、第2の人生も頑張っていきたいと思います」とコメントした。