巨人・大久保コーチ ドラ1浅野を全力後押し 「アウト集」徹底分析で課題と魅力を調査
大器の成長を全力で後押しする。巨人の大久保博元打撃チーフコーチ(55)が16日、ドラフト1位指名の浅野翔吾外野手(17)=高松商=を徹底的に分析し、来春キャンプ以降の指導方針を決めていく考えを示した。
同コーチの浅野に対するイメージは真っさらに近い。打撃映像なども「ニュースで見てるぐらい」。その理由については「あんまり打ってるのを見ると、そのイメージしかなくなっちゃうのも嫌で」と明かす。長所も短所も把握しておくことの重要性を説いた。
その中で「どんなアウトになってるのって。アウト集みたいなのを見て、良いアウトになるなというのが参考になる」と持論を展開。凡打する姿を分析し、課題と魅力を掘り起こしていく。
浅野は14日に行われた仮契約の際、色紙に『開幕一軍』としたためた。「その気持ちがなきゃ、やる必要がないわけですよね」と同コーチ。野心をむき出しにする若武者の心意気を感じ取り、サポートしていく。