日本ハム・新庄監督 地獄の“無休オフ”指令 過ごし方は本人次第も「分かりますからね」
「日本ハム秋季キャンプ」(16日、国頭)
日本ハムの新庄剛志監督(50)が16日、地獄のオフ指令を下した。「休みは12月31日と1月1日だけっていうくらいの気持ちで」と厳命。オフの2カ月間、選手に対し“ほぼ無休練習”を要求した。
秋季キャンプはこの日で打ち上げ。「選手は足がフラフラでしょうね。でも、このトレーニングがシーズン半ばに生きてくる」と充実したキャンプに納得の表情を見せた。
その上で「キャンプでやったことを体力的にも筋力的にもオフにリセットしてしまうともったいない」。トレーニングを継続して、来季につなげてほしい。その思いが“無休オフ”の発想となった。
シーズン終了直後にも「今年、結果を出した選手は同じ練習を。出せなかった選手は3倍練習してほしい」と選手個々にレベルアップを求めていた。
オフの過ごし方は本人次第。「分かりますからね。2月1日に動きとか見たら、やっているかやっていないか。その時点で負けですから」とニヤリ。地獄の無休オフを経て、キャンプ初日から全開プレー-。それが勝者への第一歩となる。