楽天・浅村が4年20億円で更改「優勝するために来た」 WBCへ意欲、大谷との共演も熱望
今季取得した海外FA権を行使せず、チームに残留することを発表していた、楽天・浅村栄斗内野手(32)が20日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、新たに4年総額20億円の大型契約を結んだ(金額は推定)。
「優勝をするために来たので、まずそこが達成できていない。何とか(監督を)男にしたい」。移籍した時から持ち続けていた思いが、ぶれることはなかった。
今季は打率・252、27本塁打、86打点。本塁打と打点でチームトップの数字を残すなど打線をけん引したが、「自分の力はもっと発揮できる」と成績には満足していない。「もう一回キャリアハイを目指す」と来季は打率3割、30本塁打、100打点以上と高い目標を掲げた。
侍ジャパン入りも目標の一つだ。来年3月に行われるWBCへ「チャンスがあれば出たい」と意欲を見せた。「勉強になることがいっぱいあると思うので一緒にやってみたい」と出場する意向を示しているエンゼルス・大谷とともに日の丸のユニホームに袖を通すことを熱望した。
来季は「とにかくがむしゃらに勝つことだけ考えてやりたい」と強い覚悟を示したイヌワシ軍団の主砲。実りのシーズンに向けて気持ちはすでに高ぶっている。