巨人育成の保科 10万円増420万円でサイン 侍戦でスタメン出場「プラスにしないと」
巨人育成の保科広一外野手(24)が21日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、10万円増の420万円でサインした(金額は推定)。
契約更改を終え「フェニックスリーグを始め、秋季キャンプもそうですけど、侍ジャパンとの強化試合にこんな自分が出させていただいて、素晴らしい相手と素晴らしい舞台でプレーできたというのは自分としても来年に向けても良いスタートができるんじゃないかなと思います」と話した。
今秋は来季以降の飛躍への足がかりになりつつある。シーズン中は2軍でわずか8試合の出場にとどまったものの、11月6日の侍ジャパン強化試合(巨人戦)では「9番・右翼」でスタメンに大抜てき。フェニックスリーグでも8試合に出場し、経験値を積んだ。
ただ、現状では満足しない。「あれだけで終わっては駄目だと思っているので、さらにプラスにしないと意味ないと思っている」と保科。今オフは「打撃面では思い切りのあるスイングをして、率というよりは荒削りでもいいので、長打、大きいのを打てる打撃スタイルをさらに磨いていく」と打撃力向上を掲げ、同時に守備アップも目指す方向だ。
来季の目標は支配下登録。「そこを通過点として考えて、来年のキャンプから自分の持てるものを出せば、なるようになるではないですけど、やることをやっていけば結果は出ると思います」と前を見据えた。