巨人・ドラ2山田は100万減で更改 1軍登板なく「技術不足」 オフはソフトバンク・和田に弟子入り
巨人の山田龍聖投手(22)が22日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、100万円減の1100万円でサインした(金額は推定)。
山田は21年ドラフト2位でJR東日本から入団。即戦力左腕として期待されたが、新人年の今季は1軍登板なしに終わり、イースタンでも9試合の登板で0勝2敗、防御率8・69だった。プロの壁に直面し、「ケガもありましたし、やっぱり1番は自分の技術不足ですね」と反省点を挙げた。
飛躍を期す来季に向けて、秋季キャンプでは精力的に投げ込みを行った。ブルペンでの投球では原監督が打席に立つ中で投球を行い、指揮官からも成長を評価された。実り多き秋を過ごし、「オフは宮崎期間のフェニックスと秋季キャンプでよかったものもあったので、2月のキャンプで克服した状態で入れれば」と意気込んだ。
自主トレはソフトバンクの和田と行う予定。「全くの初めまして」という中、関係者を伝って“弟子入り”を志願した。「長く野球を続けているのもそうですし、その中には技術もある。僕は技術が足りないので、そういう部分を聞けたらなと思います」と前を見据えた。