日本ハム上沢 メジャー流の動作解析を導入へ 「1年間しっかり投げ続ける体が大事」
日本ハム・上沢直之投手(28)が22日、来季へ向けてメジャー流の動作解析でさらなる進化を目指す考えを明かした。
今季は右足の中指を骨折。患部の接合手術を受けるなどの離脱もあり8勝に終わった。雪辱を図る来季へ「個人トレーナーを付けるのと、初動負荷を始めようかと。あとはピッチングのコーディネートを専門家にお願いした」と今オフに新たな取り組みを始めたことを明かした。
特に投球フォームの動作解析に関しては、米大リーグの選手や、ソフトバンクからFAの千賀らも利用する米国の「ドライブライン・ベースボール」と契約したという。
上沢は「離脱するケガをしないように、1年間しっかり投げ続ける体が大事。動作の部分で、自分が意識することが少なくなるような動作を体に染みこませる練習をしたい」と狙いを説明した。
すでにシーズン終了直後から「ドライブライン-」とのやりとりを開始。投球フォームやスライダーの軌道などについて改良を始めている。現状は「取り組んで時間がたっていないので完成はしていない」と話したが、日本一を目指す来季、エースとして絶対的な存在となるべく自らを磨き続ける。