ヤクルト・村上 WBCで大谷と共闘だ 早くも興味津々「練習から全てにおいて見たい」
ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が26日、来年3月に開催されるWBCでエンゼルス・大谷との共闘に胸を高鳴らせた。「一緒に戦いたいという思いと、一緒にプレーできることはなかなかないことなので、頑張って世界一を取りたい」。目指すゴールは一つだ。
映像で見るだけだったスターと、同じ舞台に立つ。村上は「見るだけでもいい」と、いまだ会ったことのない大谷と日の丸を背負う幸せをかみしめていた。今月の侍ジャパン強化試合は4番として3試合4本塁打と主砲の貫禄を見せ、本番へ準備を進めている。
昨季終盤に大谷のバットをもらい、同じ形にも果敢に挑戦。今年5月からは現在のバットに変更したが、「使ってみたい思いがあった」といい、成長のために貪欲にトライし続けている。
「試合の打席だったり、練習から全てにおいて見たい」と早くも興味津々で、村上は無邪気に笑った。「言いづらいですけど、(サイン)もらいます」。大きな存在を道しるべに、村上は突き進んでいく。