イチロー氏が今年初の高校指導 野球普及に取り組む都立新宿高を「自らの意思」で訪問
米大リーグ・マリナーズなどで活躍したイチロー氏(49)=現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター=が27日、都内の新宿高を訪れ、臨時指導を行った。今年訪問したのは同校が初。昨年は国学院久我山(東京)、千葉明徳(千葉)、高松商(香川)の3校に指導を行った。
訪問の経緯について、イチロー氏は「都立新宿高校は学業も頑張りながら好きな野球を続けているだけでなく、小学生を対象とした野球の普及活動にも熱心に取り組んでいると聞いた。限られた時間の中でいろんなことに取り組んでいる高校生たちと一緒に野球をやってみたいと考え、自らの意思で訪問させていただくことに決めた」と説明。練習では選手とキャッチボールを行ったり、フリー打撃を実演するなど、球児たちと一緒に汗を流した。
最後には「報告入るようなシステムになっているので、みんな、ちゃんとやってよ」と言葉を掛けた。