巨人・中田翔「日頃守備に意識を置いてきた」セ・パ両リーグ受賞は初 Gグラブ賞表彰式
「第51回三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰式が29日、都内ホテルで開かれた。セリーグ一塁手部門で受賞した巨人の中田翔内野手(33)は「日頃から守備に意識を置いてやってきていたので、こうして評価していただいて、ありがたい気持ちでいっぱいです」と喜びを口にした。
中田は日本ハム時代に4度、一塁手部門で同賞に輝いていたが、セリーグでは自身初。一塁手がセ・パ両リーグで同賞を受賞するのは史上初の快挙となった。
今季は一塁でショーバウンドの送球を柔らかいハンドリングで捕球し、チームのピンチを何度も救ってきた。「やっぱりいろんな面で他の選手にカバーしてもらっているので」と中田。「他の選手の悪送球をカバーしてあげられればと思って、プレーしています」と話した。