巨人・増田陸 3倍増の1800万円に笑み「すごくうれしい」来季は「何かタイトルを」
巨人の増田陸内野手(22)が29日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季610万円から約3倍増の1800万円でサインした(金額は推定)。
「4年目にして初めて上がったのですごくうれしいなと思います」と大幅増に思わず笑顔がこぼれた。高卒4年目で、今季は育成から支配下復帰を果たし、初の1軍出場となったシーズンで69試合に出場。打率・250、5本塁打、16打点と実働1年目で上々の成績を残した。
今季の活躍に自身は「80(点)くらいです。自分自身でどん底を味わって、野球を続けるかもう一回本気で悩んだ時期もあって、よくここまで挽回じゃないですけど、できたんでそういう中で80と」と点数を付けた。
6月には不調の中田に代わり、一塁手として先発出場の機会も増えた。しかし、7月以降は成績を落とし、レギュラー定着には至らず。「こんなんじゃ満足はしてないので、この中であと20点は今後また追い求めていきたいなと思います」と振り返る。
秋季キャンプではレギュラー奪取へ外野手にも挑戦。「僕が求めているのはレギュラーで1年間出て、何かタイトルを取りたい。そういう中では打撃も守備も全体的にレベルアップしないと駄目」と話す。
オフは4年連続で坂本の自主トレに“弟子入り”の予定。「今年の試合数とか、打率もホームランも打点も全部今年よりは悠々に上げたいなって。そしたら絶対もっと給料上がると思うので、そこは貪欲に」と来季の目標も語った。