巨人の坂本勇人内野手が30日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、固定制で現状維持の年俸6億円でサインした。故障で1カ月以上の離脱が2度あり、出場83試合と5本塁打はともにプロ2年目以降で最少だった。オンライン記者会見で「コンディションに苦しんだ1年だった。全然打球が飛ばないなとか、いろいろ思うことがあった」と振り返った。
オフは故障しない体づくりを目指して柔軟性や可動域を広げる練習を取り入れる予定。「本塁打や長打力が、明らかに今年はがくっと落ちてしまった。長打を意識してオフからやりたい」と巻き返しを期した。(金額は推定)