ヤクルトの村上宗隆 「村神様」でついに20冠の大台 受賞ラッシュの1年
今年最も話題となった言葉を選ぶ「現代用語の基礎知識選 2022ユーキャン新語・流行語大賞」の発表、表彰式が1日、都内で行われ、その中からプロ野球・ヤクルトの村上宗隆内野手(22)の“形容詞”にもなった「村神様」が年間大賞に選出。受賞ラッシュの一年はついに「20冠」に突入した。
今季の村上は史上最年少で三冠王に輝くなど、不動の4番としてリーグ連覇に大きく貢献。プロ野球新記録となる5打席連続本塁打や、日本選手最多を更新する王貞治超えのシーズン56号本塁打、清原和博の記録を更新する史上最年少150号を記録するなど、記録ラッシュの一年となった。
スーツ姿で壇上に立った村上は「この賞は本当に僕でいいのかなという、村神様という言葉を作っていただいたファンの皆様、そしてそれを取り上げていただいたメディアの皆様に大変感謝しております」とコメント。戸惑いも隠さず「僕は人間なので」と苦笑いしながら「(きょうは)海に落ちる夢を見ました。広い海に落ちました。おぼれて起きました」と明かし、笑いを誘っていた。
村上の今季の主な表彰は以下。
①首位打者(・318)
②本塁打王(56本塁打)
③打点(134打点)
④最高出塁率(・458)
⑤交流戦MVP(18試合で打率・351、6本塁打、13打点)
⑥オールスター第2戦敢闘選手賞(2打数2安打)
⑦6月度月間MVP(23試合で打率・410、14本塁打、35打点)
⑧7月度月間MVP(20試合で打率・318、8本塁打、17打点)
⑨8月度月間MVP(23試合で打率・440、12本塁打、25打点)
⑩コミッショナー特別賞(三冠王)
⑪コミッショナー特別賞(5打席連続本塁打)
⑫コミッショナー特別賞(日本選手最多56号)
⑬正力松太郎賞特別賞
⑭オープンハウス特別ホームラン賞(3億円の家)
⑮スーツオブザイヤー
⑯日本シリーズSMBCみんなの声援賞
⑰ベストナイン
⑱熊本県民栄誉賞
⑲MVP(満票での授賞)
⑳ユーキャン新語・流行語年間大賞(村神様)