ヤクルト西田、引退の坂口からの言葉に涙こらえ「心折れそうな時あるが」 200万減で更改
ヤクルト・西田明央捕手(30)が2日、都内の球団事務所で契約更改に臨み、200万減の2000万でサインした(金額は推定)。
今季は10試合に出場し、打率は・308。「もっと野球をうまくなりたいと思った1年だった」と振り返った。
色紙には「諦めない」の文字。この言葉は、「お兄ちゃんみたい」と慕っていた坂口が引退を決めた際、バットに記してくれた言葉だという。「坂口さんが辞める時にバットに『諦めるな』と書いてくれた。1軍の舞台で活躍できるように、心が折れそうな時もありますけど頑張りたいと思います」と“諦めない”に込めた思いを語った。
あふれそうになる涙をこらえながらも、「(坂口さんとは)公私ともに一緒にずっといさせてもらった。坂口さんが辞める時にすごい悩んではった。結局続ける決断ができなかったっていう。だから(自分も)最後まで諦めずやりたい」。プロ13年目の決意を固めた。