ヤクルトの村上宗隆内野手（２２）が２日、大阪市内で「ミズノブランドアンバサダーズミーティング」に参加。来季も“三冠王バット”継続し、さらなる成長を誓った。要望は「ベースは変わらず、重さだったりやバランスだったり」と微調整。飛躍に寄り添った“相棒”と、さらに進化を目指していく。

　「ブラボー！！」。三冠王の感謝、ミズノに対する敬意を、いま流行の言葉に込めた。ミーティング中はバット職人・名和民夫さんと自らの意向を共有。阪神・大山やオリックス・Ｔ－岡田ら他選手のバットを手に取り、道具への探究心も募らせた。

　それでも、今季共に歩んできた“友”への思いがある。「今は球が速いので対応したい」と、シーズン途中からヘッド部分を大きくくりぬき、タイ・カッブ型のバットに変更。「来季もこのバットでしっかり結果を出せるように、魂を感じながらやりたい」と信頼は厚い。唯一無二のバットでさらなる記録へ。来季もブラボーな成績を目指していく。