西武・栗山 地元神戸で子どもからパワーもらう 野球教室終え「ここがスタート」

 野球教室で子どもたちにキャッチボールの手本を示す栗山
 野球教室を開催した栗山と岡田(右から2人目から)
 閉会式で優勝旗を手渡す栗山(右)
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 毎年12月に地元神戸での恒例行事となっている西武・栗山巧外野手の冠大会「第11回栗山巧杯少年野球大会」の6年生の部決勝と野球教室が4日、神戸市のG7スタジアム神戸で行われた。

 枝吉パワーズが8-0で小束山Aを下した決勝戦を観戦した栗山は、閉会式でプレゼンターとして登場。「ユニホームの着こなしが非常に素晴らしい選手がそろっている。プレーにも表れていた。日ごろ野球ができるということをお父さんお母さんに感謝して今日を思い出に頑張ってください」とあいさつした。

 午後から行われた野球教室では、チームメートの岡田雅利捕手やトレーニングを指導している大川達也氏らとともにアップの方法からキャッチボール、打撃を指導した。昨年、名球会入りを果たした栗山は、実際に打席に入りプロのスイングも披露した。

 コロナ禍が続く中で地元での恒例行事を終え「何より無事に開催できたことが良かった。楽しかったです。ここがスタート、出発となって始まっていく。純粋に野球に取り組む姿にこっちも襟を正し、ちゃんとしないといけないと刺激を受けた」と、22年目のシーズンに向け子どもたちからパワーをもらった。

 2日に契約更改を終え、来季が3年契約の3年目となる。「ここまでやると、一年一年しっかりやってくスタンスは変わらない。(松井)新監督の力になれるよう培ったものを出していきたい」と話した。

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