西武の平良海馬投手が4日、埼玉県所沢市の球団事務所で2度目の契約交渉に臨み、球団から先発転向が認められて、前回と同じ提示額となる7千万円増の年俸1億7千万円で更改した。2日の交渉では起用法を巡り保留していた。記者会見で「来年からやらせていただけることになった」と笑顔で話した。
先発調整に専念するため来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に選出されても辞退する意向を示し「まずはライオンズに貢献したい」と語った。
渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM)は「先発を1枠空けるつもりはなく他の投手と競争になる」と話した。(金額は推定)