ヤクルト 先発候補エスピナル獲得を発表 野手2人+投手4人の助っ人6人構想、残り2投手を調査
ヤクルトが5日、新外国人選手として前米大リーグ、レッズのライネル・エスピナル投手(31)の獲得を発表した。1年契約で年俸65万ドル(約8700万円)プラス出来高(金額は推定)。先発の1人として期待しているという。
エスピナルはドミニカ共和国出身で、2012年にヤンキースに入団。2021年にレッドソックスでメジャー初登板。今季は8月にレッズとマイナー契約を結び、9月にメジャー昇格。2試合に登板し、0勝1敗だった。
190センチの大型右腕で、最速は150キロを超えるという。球団を通じて「スワローズという素晴らしい一員に加われたことに、大変興奮しています。ファンのみなさんに素晴らしい試合を見てもらうために、最善を尽くす準備をして臨みたいと思います。応援、よろしくお願いします」とコメントを寄せた。
また球団の奥村国際グループ担当長は、「合わせづらいのか、打ちづらいのかっていう。投げ方も、腕の出どころみたいなのもちょっと変則でもあるし、肘から先がよくしなる投げ方」と特徴を説明。イニング数よりも奪った三振の数の方が多いところが魅力の一つだという。リーグ3連覇に向け、大きなピースが加わることになった。
また同グループ担当長は、今後の方針についても説明。野手2人、投手4人の助っ人6人でシーズンに臨む考えを明かした。残す枠はオスナ、サンタナ、サイスニード、新助っ人のエスピナルを除く、2枠で投手を探していくことになる。