先発転向求め物議の西武・平良 OB松坂大輔氏は「気持ち分かる」も新監督を心配

 西武や米大リーグ・レッドソックスなどで活躍した松坂大輔氏(42)が5日、ツイッターに投稿。西武の平良海馬投手(23)が2日の契約更改交渉の席で、先発転向を求めて提示を保留した件について見解を語った。

 平良は同日、埼玉県所沢市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、7000万円増の年俸1億7000万円の提示を受けたが保留。し先発転向を要望していることを明かし「2019年からしたいと言っている。(気持ちが)募って大爆発です。」など思いを明かしていたが、4日の再交渉で球団が認めた。

 今季は登板61試合で、35ホールドポイント。最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。松坂氏は「先発をやりたい平良の気持ちも分かる。僕がライオンズにいた時もそこに強い興味があるのもしっていた」と理解を示した上で、「ただ、監督1年目で絶対的なリリーバーが一枚抜けることは稼頭央さんにとっても痛い」と、新監督の胸中をおもんぱかった。

 その上で「でも、そこは他の投手にとっては大きなチャンス。稼頭央さんの悩みを埋める投手が出てきてほしいですね」と、OBとして期待を寄せた。

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