侍・栗山監督 W杯テレビ観戦で自身を投影「気持ち悪くて吐きそうに」
野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督(61)が6日(日本時間7日)、米・サンディエゴで開かれたWBCイベントに出席。カタールで行われているサッカーW杯について、同じく代表を背負う立場となっての心境を率直に語った。
自らも日本代表監督となり、自身を投影させてのW杯のテレビ観戦に「あまり言葉にはしづらい。サッカーの試合を今回も見させてもらって、今までみたいな『日本、頑張れ!』みたいなのは全然無くて。見ながら気持ち悪くなって、吐きそうになって…」と正直な感想を語った。
優勝候補の国が敗れるという姿に「周りが力があると言われているチームが、大勝負になるとやられる。一発勝負の怖さとか」とした上で、ドイツ、スペインを破った日本代表の姿に「逆に考えれば、今回これだけメジャーでやっている選手がいろんな国で出てきますけど、本気になってやっつけにいくとこっちは思っている。一発勝負なら可能性は十分にある」と大きな刺激を受けていた。