楽天・石井監督「(トレードと)何が違うのか」 現役ドラフトへの期待と改善点指摘
楽天・石井一久GM兼監督(49)は9日、この日初めて行われた現役ドラフトについて「難しい部分はあったと思います。これから完成度が高くなっていけばいいのかなと思いました」と感想を語った。
日本球界で初めての試みとなった現役ドラフト。石井監督は「違う環境に行った方が変化が生まれて、選手が開花する可能性もある」と、巨人へ移籍することになったオコエ瑠偉外野手(25)に触れながら、新制度への期待を口にした。
ただ、「すごく必要としている選手のドラフトなのかというところは、もうちょっと精査する必要がある」と改善点を感じたのも確か。普段から積極的にトレードを行ってきたGMの立場として「この現役ドラフトは何が違うのか」と具体的な違いを生み出すことをポイントに挙げた。
「メリットがあるのかを含めて素晴らしいものになっていけばいいんじゃないかな」。大きな注目を集めてスタートを切った現役ドラフト。来季に向けた改善も求められる。