日本ハムOB岩本勉氏 近藤の決断尊重も鷹の大型契約に驚き「ファイターズも相当積んだと思う」

 日本ハムOBの岩本勉氏が12日、文化放送「岩本勉のまいどスポーツ」に出演し、FAでソフトバンク移籍が決まった近藤健介外野手について言及した。

 日本ハムを含めてパ・リーグ5球団の争奪戦。出来高を含め7年50億円以上の超大型契約でソフトバンク移籍が決まった。

 岩本氏は「でっかい契約、迷ってただろうな」と近藤の心情を推察しながら、「一番の交渉相手は自分の心の中で、家族との交渉だったと思う。どこに都を築いて野球をするのか、だけじゃなく、人生をそこからまたまた歩んでいくのにどの土地がいいのかだったと思う」とした。

 来季新球場の顔として、多くの日本ハムファンが残留を熱望していた。岩本氏は「お金の話で言うとファイターズも相当積んだと思うし。オリックスも西武も相当積んでたと思う。ホークスは勝ち得たら資金力と言われるかもしれないけど、そうじゃなく、近藤健介は家族の先を見て決断したんじゃないか」と尊重。それでも、破格の契約には「給料はごっつい、3倍か…」と驚きを隠せなかった。

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