日本でも「大谷ルール」採用を決定 日本ハム新球場問題による条文改正は継続審議に プロアマ合同規則委
プロ、アマ合同による規則委員会が13日、開かれ、公認野球規則(ルールブック)を改定し、米大リーグで採用されている「大谷ルール」が加えられることが決まった。
「大谷ルール」は先発メンバーに限り、投手と指名打者を兼務する選手を置けるというもの。先発投手が降板した後も、指名打者として試合に出続けることができる。プロ野球のパ・リーグ、アマチュアでは大学野球や社会人野球など、指名打者制を採用しているリーグで「大谷ルール」が適用することができることになった。
また、日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」のホームからバックネットまでの距離が公認野球規則に定める基準を満たしていない問題に関して、アマ側から米国の野球規則に沿った文言への改正が提案されたが、時間を懸けて検討するという結論に達し、継続審議となった。