西武が森の人的補償で張奕の獲得を正式発表「びっくり」も「ライオンズで活躍することが恩返し」

 西武は15日、国内FA権を行使し、オリックスへ移籍した森友哉捕手(27)の人的補償として、張奕投手(28)を獲得したと発表した。

 張奕は台湾出身。日本経済大から16年度の育成ドラフト1位で野手として、オリックスに入団した。ただ、19年に投手転向し、支配下登録を勝ち取った。

 最速157キロの直球が武器。今季は15試合に登板し、22回2/3を投げ、20奪三振で防御率2・38。来年3月に開催されるWBCの台湾代表候補にもなっている。

 張奕はオリックスを通じて、コメントを発表。「今回の話を聞いた時は、ただただびっくりしたというのが、素直な気持ちです。オリックスに入団してから約6年間、いろいろな方々にお世話になりましたし、選手、スタッフ、そしてファンのみなさんには感謝の気持ちしかありません。ファンのみなさんの温かい応援が本当に自分の力になっていたので、新天地でも応援していただけたら、うれしいです。自分を選んでいただいたライオンズで活躍することが恩返しになると思いますので、これからも全力投球で頑張ります」とコメントした。

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