法大 最速149キロ左腕・尾崎「ドラフト1位目指す」新主将今泉とともに決意
東京六大学野球リーグの法大で新主将に就任した今泉颯太内野手(3年・中京大中京)と最速149キロ左腕の尾崎完太投手(3年・滋賀学園)が15日、神奈川県川崎市内の同大グラウンドで取材に応じ、来季に向けて意気込みを語った。
今秋リーグは5位と低迷。今泉は「勝負どころでの1本、一球に対する思いが欠けていた。5位という現状を受け止めないといけない。当たり前のレベルを上げるのが今のチームには一番大事」と来季の巻き返しへ、チームを立て直している。
個人としては今年1年で4本塁打をマーク。来季は「春で5本、秋で5本。1年間で10本打ちたい」と目標を掲げ、「プロに行きたい気持ちはある。4年春に首位打者かベストナインを取って、形として残せればプロの世界も近づくと思う」と力を込める。
最速149キロ左腕の尾崎は、秋は1勝5敗と勝利を重ねることができず、「1勝の遠さを感じた」と悔しいシーズンとなった。現在は「来年は投げきることをテーマに、完投やピンチの場面でギアアップできるようにしたい。力感なく伸びのあるストレートを投げたい」とウエートトレーニングで上半身を強化。先日登板したオープン戦で「(球速を)出しにいったつもりはなかったけど147キロが出たので順調」と手応えをつかんでいる。
来季はドラフトイヤーとなるが、「春で153キロを出して、先発した試合は全勝する勢いで行きたい。プロに行くのは当たり前。ドラフト1位を目指したい」と左腕。エースとしての役割を果たし、チームとしても個人としても最高の結果をつかんでみせる。