“KYコンビ”でV奪還だ ソフトバンク・柳田 近藤移籍「めちゃくちゃうれしかった」
ソフトバンクの柳田悠岐外野手(34)が15日、日本ハムから海外FA権を行使して加入する近藤健介外野手(29)との共闘を誓った。リーグを代表する好打者の入団を大歓迎し、「3番近藤、4番柳田」とクリーンアップでの競演を構想した。
偶然にも通算出塁率・413で肩を並べる球界屈指の左打者2人が、強力タッグを組む。柳田は移籍発表前日の11日に、近藤から直接連絡を受けたという。「『お願いします』みたいな感じで。めちゃくちゃうれしかったです」。V奪還に向けて、頼もしすぎる仲間を歓迎した。
近藤は14日の入団会見で「任されたところで」とした上で、「個人的に落ち着くのは3番とか2番」と明かした。3番に入れば、柳田は4番を任され、クリーンアップを形成することになる。「どういう打順になるかは分からないけど、(近藤は)すごく出塁できる打者なのでたくさんチャンスで回ってくると思う。しっかり準備をしたい」と来季の“役割”を想定していた。
来季もキャプテンを継続し、目指すものはリーグ優勝と日本一しかない。「千賀もいなくなってやっぱり打っていかないといけない」と力を込めた。近藤&柳田の「KYコンビ」が空気を読まないほど打ちまくれば、おのずと頂点は見えてくる。