ＤｅＮＡ・伊勢大夢投手（２４）と伊藤光捕手（３３）が１６日、横浜市内の「横浜天然温泉ＳＰＡ　ＥＡＳ」でトークショーを行った。来季は高校の後輩であるヤクルト・村上の対戦に、一切の私情を挟まないことを誓った。

　今季は７１試合の登板で３勝３敗１セーブ、４２ＨＰを挙げ、チーム２位の原動力となった。三冠王を獲得したヤクルト・村上は九州学院高の後輩で、今季の対戦成績は２打数１安打２四球だった。

　伊勢は「（高校の）後輩だから意識するのではなく、そもそも意識すると思うんですよ。打者として」と、後輩の力を存分に認めている。それも踏まえて「場の空気を読んで、個人的な感情を一切持たないようにします」と決意を固めた。

　来季の目標は防御率１点台。登板数は「６０ぐらいでいいですね。最後の方、優勝争いをして７０いくなら全然準備します」と、９８年以来の優勝に向け、戦闘態勢に入っていた。