騒動は一件落着か－。楽天・島内宏明外野手（３２）は１８日、１４日に行われた契約更改交渉の際、球団に対し複数年契約の期間中となる来オフのＦＡ権行使を要望した件について「自分の発言が軽率でした」と謝罪した。

　「球団とかじゃなくて自分が全部悪いこと。ファンの皆さんにも申し訳ない気持ち」

　異例のＦＡ要望から４日、現在の心境について神妙な面持ちで語った島内。「監督にもしっかり謝罪をしました」と石井一久監督（４９）とも前向きな話をしたという。

　この日は山梨県内で行われた『よしもとエンジョイベースボール』に参加。約２００人の小学生に野球を教え「楽しくふれあいができてよかった」と純粋な野球少年からパワーをもらった。

　「自分はフレッシュな気持ちで来シーズンを迎えようと思っているので、迷惑をかけたという気持ちを優勝という形で変えられたら」。お騒がせとなったＦＡ騒動はこれにて落着。島内は迷いなく来シーズンに突き進んでいく。