広島の栗林投手9500万円 目標は球団記録38S超え

 広島の栗林良吏投手が20日、マツダスタジアムで契約交渉に臨み、4200万円増の年俸9500万円で更改した。今季は48試合登板で0勝2敗31セーブ、防御率1・49。入団から2年続けて好成績を残したが「納得いくシーズンではなかった。自分が負け投手になったから5位に終わった」と悔しさをのぞかせた。

 来季の目標に、永川勝浩2軍投手コーチが2008年にマークしたシーズン38セーブの球団記録更新を掲げる。その途上には、あと32で届く通算100セーブ。今季まで登板101試合の栗林は、ギャラード(中日)の148試合を抜いてプロ野球最速で到達の可能性がある。(金額は推定)

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