中日戦力外の平田良介 現状オファーなし 決断のリミットはいつ?OB山本昌氏も言及
中日を退団した平田良介外野手が20日、東海ラジオの「Live Dragons!」に生出演し、あらためて現役続行への思いを語った。
中日から戦力外通告を受け、約2カ月半が経過。NPB一本で他球団からのオファーを待っているが、現状について「全く決まってないです」とし、「今は現役続行を希望していつでも声がかかったときにすぐ動けるように準備するだけと考えています」とした。
また、「もしも声がかからなかった場合」について、オファーを待つ期限は「もしもの話は怖いんですよ」と苦笑い。もしもを強調しながら、「引退となったら、野球に携わる仕事がしたい。(期限は)うーん。年明けとか、近々になってくるのかな」と語った。
現役時代、平田ともプレーした中日OBの山本昌氏は「普通に考えたらキャンプの中盤くらいまでには目鼻がつかないと、というのはあると思う。その後、何をするにしてもそろそろ動き出さなければそっちの方も、という時間になる。ぶっちゃけ僕らも引退して、少したつが、評論家、スポーツコメンテーターとして活動させて貰っている中で、3月にはもう解説の日程も入ってくるので、解説者だったら3月の前には決断しないといけないし、声がかからなければ引退と決めてるならそのへんの覚悟を決めて、喋る練習もしとかないと」と、“現実”を口にした。
平田も、引退後は評論家としての活動にも興味を持っているようで、「もし、そういったお声もいただけるならやってみたいなと思います」と語った。
ただ、現状はあくまで現役続行への思いは強い様子。山本氏は「ここ数年、コンディションも整わなかった面もある。4打席与えられて力出すタイプかもしれない。ここ数年はアンラッキー。体はおそらく、まだまだ全然動くと思うので、そういうところを見てもらって、僕は頑張ってほしいなという気持ちあります」と後押し。
平田は「23年、1年浪人は考えてないです」と語り、山本氏も「ここ2カ月くらいでの決断となりますが、僕は勇姿を見たい」とエールを送った。