清原和博氏 PL学園の1年生付き人は「もう一回やれと言われてもみんな1億円もらっても断る」
西武、巨人などで活躍した清原和博氏が21日、東海ラジオの特別番組「ガッツナイタースペシャル“立浪×清原 baseball session”」にPL学園の後輩である中日・立浪和義監督と午後7時から2時間にわたって生出演した。
番組は今季の中日の振り返りから始まり、様々な話題に及んだ。その中でも最も盛り上がったのは、PL学園の寮生活の話だった。
1年生は3年生の付き人を務めることになっており、食事、洗濯、マッサージなど身の回りの世話をする必要があった。1年生からレギュラーだった清原氏も例外ではなく、「入学してから夏までに10キロ、あっという間に痩せました。それで握力は15キロぐらいアップしましたね、(先輩の)マッサージで」と笑った。
また、「集団で寮生活は先輩、後輩の縦の社会もありましたし。みんなPLの卒業生は、PLの1年生をもう一回やれと言われても、『1億円もらっても断る』みたいなことを言ってますけど、そういう社会ですよ」と壮絶な日々を思い返した。
さらに後輩に食事を作ってもらう際には、「中に変なものを入れられるのが嫌なんで。いつも『お前の分も作れ』と。自分がやってきたことなんで、嫌いな先輩の食べ物の中に異物を入れるというね。放送できないですけど」と後輩にも自分と同じものを食べさせていたという。
他の1年生が食事を作っている時には先輩の名前を聞き、「あいつムカつくよな、とか言って。あれもこれも入れましたね(笑い)」と笑いながら当時を振り返っていた。