巨人・原監督、来季は“ON”4、5番構想 岡本4番固定「翔が若き大将を支える」
巨人・原辰徳監督(64)が22日、来季の4番は岡本和真内野手(26)が理想だと明かした。それにより、5番に中田翔内野手(33)を据えた“ON”の強力クリーンアップを組む構想だ。
大きな期待がこもっていた。「理想は和真だと思いますね。理想というふうに言うならばデンとした」。4番固定が理想像。「翔が若き大将を支える。松井を清原が守ってね」。かつての4番・松井、5番・清原のケースと同様、中田に主砲のバックアップを期待した。
これまで不動の4番だった岡本和。今季は5年連続30本塁打をマークしたが、打率は・252。極度の不振にあえいだ。8月11日の中日戦(バンテリン)で今季初めて4番から外れ、代わりに座った中田が最後まで4番を担った。指揮官は「(岡本和にとって)初めてじゃないでしょうかね。苦汁を飲んだ年になった」とその思いを代弁し、奮起を促す。
ただし「こればかりは分からないから。ジャイアンツの4番というのは監督が決めるんじゃなくて、ファンが決めるんです。世の中が決めるんですよ」と持論を展開。岡本和に自らの理想を体現することを求めた。