西武・松井監督 来春Cでドローン活用 「違う角度から客観的に見られる」

 西武の松井稼頭央監督(47)が23日、来春キャンプでドローンを選手育成に活用する方針を示した。「上からや斜めからの視点など、これまでとは違う角度から客観的に見られる。気づきもあるだろうし、そうしたことは大事」と珍しい取り組みの意図を説明した。

 正面や真横などの画角に加えて、多様な角度からの映像も使い、動作分析などに活用してもらう狙いがある。打撃や守備、投手の投球フォームなどさまざまな場面で用いることを想定。埼玉県所沢市の球団施設で行った秋季キャンプでも試験的に導入していた。

 「僕はいろいろなことに挑戦していきたいし、取り入れられることは取り入れていきたい」と言い切る。既成概念にはとらわれない。新たな常勝軍団の構築を目指し、多彩な方策を考案しながらチーム強化へとつなげる。

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