ロッテ・佐々木朗希 印象に残った試合は「後半のオリックス戦」完全試合は挙げず
ロッテの佐々木朗希投手(21)が24日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み「金額はご想像にお任せします」と明かし、5000万増の年俸8000万円で更改。今季の印象に残った試合に1失点完投負けとなった9月2日・オリックス戦を挙げた。(金額は推定)
3年目はキャリアハイの9勝2敗、防御率2・02の成績を残した。4月10日・オリックス戦では完全試合を達成したが、印象に残る試合を問われると「後半のオリックス戦です。平均投球数も落ちていた苦しい時期に完投できたのはうれしかった。来年はそういう試合を増やせればと思っています」と、9月2日の一戦が成長を感じ取った試合だと振り返った。
今季は昨年より9試合上回る20試合に先発。来季は球団からさらなる登板数増の期待をかけられた朗希。この日は首位とは5ゲーム差で優勝争いへ負けられない重圧の中で最速161キロをマークするなど、1失点に抑えた。打線の援護なく、チームは敗れたが「来年は調子の良し悪しに影響されないように、安定した成績を残したい」と来季の登板増、勝ち星増へと意気込んだ。