日本ハムの新庄剛志監督（５０）がオフの間のメディア露出を自粛する。２６日までに「今年はもう、野球だけに集中したいから。オフのテレビとかメディアに出ることは減らしています」と明かした。

　１１月中に撮影済みの正月特番、ＣＭ数本以外は露出しない方向。「ファイターズというチームの監督に僕がなったことは、今年すごいアピールしたので」。意欲的にメディアに出演しての球団の知名度を上げる作業は今年で完了。真剣勝負の来季は次の段階に入る思いだ。

　実際に出演オファーは殺到していたという。「聞いたんですよ。マネジャーに。『なんで最下位なのにすごい視聴率の番組からオファーあるんですか』って。『２位でも最下位でもあまり関係ないかな。向こうが判断して、面白いと思うからオファーがある』って」と裏話を明かした。

　来季に向けて、すでに肉体改造にも着手している。これまで１日５個食べていた大好きな菓子パン断ちを敢行。「晩飯は湯豆腐。えのきとネギ」と明かし、「普通に買い物行っていますからね。西友に。ふかーく帽子かぶって、メガネかけて、ぼろぼろのジャージー着て。ネギ、豆腐、えのき笑。意外と恥ずかしいんですよ」と苦笑いする。

　日本一しか目指さない来季。オフの間はメディア露出を控えて野球に没頭。さらに肉体面は「しっかり体を鍛えないと。選手くらいの体を目指して」。頭も体も戦闘モードに切り替えて、２年目に臨む。