巨人・原監督 求む開幕投手“ニューフェイス” 本命菅野に対抗戸郷も侍内定で不透明
巨人・原辰徳監督(64)が26日、来季の開幕投手について“ニューフェース”の出現を求めた。「まだ分からないけど、でも新しい人が出てくるというのも、すごく重要なこと」と言葉に強い力を込めた。
大本命は今季まで5年連続、球団史上最多となる8度の大役を務めた経験を持つ菅野。対抗は今季リーグ2位の12勝を挙げ、154奪三振でタイトルを獲得した戸郷だ。ただ戸郷は、来年3月開催のWBC日本代表入りが内定しており、2人を脅かすような投手の出現にも期待した形だ。
原監督が指揮を執った13年。開幕投手の有力候補は内海だったが、WBCで日本代表だったため、当時20歳の宮国を開幕投手に大抜てきした経緯がある。
「今まで守り続けてきた人が『何くそ』という中でやるということも悪いことではないしね」と具体名は出さなかったが、菅野の奮起を促すような発言もした。
開幕戦は3月31日。「3月の10日、あるいは15日ぐらいには決まっているでしょうな」。求めるのは激しい競争だ。