ロッテが巨人退団のポランコ獲得を発表「ワクワク」 今季24本塁打 メルセデスに続き巨人退団助っ人獲り
ロッテが27日、巨人を今季限りで退団したグレゴリー・ポランコ外野手(31)を獲得したことが分かった。この日、午後1時に球団が正式発表した。
ポランコはパイレーツで活躍しメジャー通算96本塁打98盗塁の実績を引っ提げ巨人に入団。来日1年目は主に中軸を担い、中心打者として138試合に出場。打率・240、24本塁打、58打点をマークした。ロッテは来季、ポランコがNPB2年目となり、日本球界にも慣れて、活躍できると判断した。
ポランコは球団を通じて、「千葉ロッテマリーンズに入団することが決まり、とても嬉しいです。この機会を与えてくださった吉井監督とマリーンズの皆様に心から感謝いたします。今シーズン、日本で一生懸命プレーしてきました。そして、また、2023年シーズンに日本に戻ってくることができ、マリーンズの一員としてファンの皆様の前でプレーできることにワクワクしています。監督、コーチ、チームメイトに早く会って一緒に野球ができることを楽しみにしています。これまで以上に最高のパフォーマンスを発揮できるよう全力を尽くすことを誓います。皆様、一緒に日本一になりましょう!」と、コメントした。
巨人では主に右翼を守ったが、来日1年目は不慣れな守備でやや難もあったが、指名打者制のあるパ・リーグでは打撃に専念でき、パ・リーグ向きとの声もある。今季は主にDHを担ったレアード、マーティンが打撃不振だった。ポランコがDHを担えば、持ち味が発揮される可能性は十分とみている。
山口、安田、藤原ら強打者育成に全力を尽くしているが、ポランコの入団で若手野手に好影響がでると見られる。ロッテはメルセデス投手に続き、巨人退団者から2人目の獲得となった。