侍・栗山監督 大谷の起用法示唆「DHで、ここ一番の抑えだけ」 打順は「全てある」
野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督が28日、TBS系「ひるおび」にVTR出演。来年3月に開催されるWBCでの米大リーグ、エンゼルス・大谷翔平投手の起用法について言及した。
MCの恵俊彰から、大谷の起用法について尋ねられると、「何となく、少しずつ話はしているんです」と切り出し、「例えばDHに入っていて、ここ一番の抑えだけ」と、主にDHで起用し、守護神としてマウンドに上げる考えを示した。「先発がしっかりそろうんだったら、当然、抑えという考え方もゼロではない」と話した。
日本ハムの監督だった2016年、ソフトバンクと対戦したパ・リーグのCSファイナル第5戦で、大谷を「3番・DH」で先発起用し、3点リードの九回に抑えとしてマウンドに上げ、見事リーグ優勝を達成している。この時の経験も踏まえて、「(大谷に)無理は言えるかもしれない」と信頼関係ができていることを明かした。
一方、打者・大谷の打順にも言及。4番については名前は明かさなかったものの「僕のイメージはあります」としたが、「大谷翔平の打順は全てあります。1番から9番」とあらゆる可能性を模索していることを明かしていた。