巨人 春季Cでも“アーリーワーク” 原監督「やっぱり準備ですよ」
巨人・原辰徳監督(64)が29日、秋季キャンプで導入した“アーリーワーク”を、来春の宮崎春季キャンプでも実施する方針を明かした。「アーリーワークに関してはやってもらう」と1軍の野手全員に課す。
巨人では珍しい光景となる。来年2月1日のキャンプ初日。朝6時半に主力を含めた1軍野手が勢ぞろいして練習を行う。例外はない。「ベテランであったり、外国人であってもアーリーに関してはやってもらう」との基本方針を示す。
新任の大久保打撃チーフコーチが、11月の秋季キャンプで取り入れた練習法。若手主体のメンバーが、早朝から1日2000スイングや複数のバントなど15項目の打撃練習に汗を流した。猛特訓をしても故障者は出ず「やっぱり準備ですよ」と指揮官。夜はしっかり休養を取り、翌日に備えるというプロセスを春季キャンプでも継続することになりそうだ。
3年ぶりのリーグ制覇を目指す23年。キャンプは“早朝練習”からスタートする。