巨人・松原に背番号9奪回指令 亀井コーチ「1年つけて満足されても」屈辱バネに復活期待
巨人・亀井善行打撃コーチ(40)が30日、今季不振に陥った松原聖弥外野手(27)の復活を期待。わずか1年で剥奪され、空き番となった背番号9の奪回指令を出した。
「誰かがつけたとしても目指してほしい。そういう気持ちがないと。1年つけて満足されても」
昨季は自己最多の135試合に出場し、打率.274と成績を残した。背番号も59から9に変わった。しかし、今季は50試合の出場で打率.113と大ブレーキ。背番号も来季再び59に戻ることになった。同コーチは「反応だけでやってきた野球。それだと1軍は通用しないと分かったと思う」と指摘する。
同コーチも背番号9を背負って2年目の2010年は打撃不振に苦しんだ経験があり「応援はしたい」とエール。屈辱をバネにスランプからの脱却を望んだ。