千賀滉大が「付け足し」の長文で心境吐露 ポスティング巡り「気持ちが宙ぶらりんに」
ソフトバンクから海外FA権を行使して米大リーグのメッツに移籍した千賀滉大投手(29)が5日、ツイッターを更新。昨年12月31日に放送されたドキュメンタリー番組内での発言に「付け足し」として、長文で思いをつづった。
番組内では勝敗に関わらず感情が動かないという主旨の発言が放送され、ファンの間で話題に。3日には千賀自身がツイッターでファンの投稿に対し「前後のカットされている大人の事情な部分を話せれたら良いなと考えてます!」とも返信していた。
千賀はまず「これは自分へ向けた記録みたいな形で撮ったもので自分に向けて言ってて ファンの方とチームメイトのため だけ に投げてたって意味です」と説明。「勝っても負けても僕のメンタルが浮き沈みが起こることはないという意味でした」とした。
当時の状況について「ほぼ寝れずに試合に投げにいくことすら増えてきていました」と振り返り、その理由として、ポスティングシステムによるメジャー移籍を球団に「5.6年前からお願い」していたものの、断られた上に、その理由を伝えてもらえなかったためと説明。現在も「なぜポスティングがダメなのか本当の話すら理解してないです」とし「後輩でアメリカに行きたい気持ちを持っている選手がいるからこそ僕が発言してどうにかその話にまで持って行ってもらいたいと思い外に向けて発言しました」と明かした。
また「成績は関係ない、ホークスで長くして欲しいだけ、とだけ言われその理由を聞けるミーティングにまで辿り着けず気持ちが宙ぶらりんになってしまいました」とも吐露。「自分の好きな野球というものができていない辛い気持ちでした」とし「だから不快に思わせてしまった発言になったことは申し訳ないですが そのようなメンタルでした」と率直につづった。
投稿の最後には「最後になりますが 今後ともホークスの選手と たまーに僕に熱い声援よろしく大願します!!熱男~」と明るく記載し、ファンに呼びかけた。