日本ハム・根本 故郷北海道の神社自主トレで砂浜&坂道ダッシュ「1年間1軍に定着したい」
3年目のブレークが期待される日本ハムの左腕・根本悠楓(はるか)投手(19)が6日、故郷の北海道白老町虎杖浜神社で自主トレを公開。海岸砂浜ダッシュ、坂道ダッシュを繰り返し、下半身をいじめぬいた。
「今季は1年間1軍に定着したい。去年は体力面がキツかった。走る量を増やして、体力的な部分を上げていければ」と明かす。高卒2年目の昨季はプロ初登板を果たし、控えめに目標としていた「3勝」をクリア。防御率2・52という数字も残したが、「去年は五回でバテていた感じだった」と課題も口にした。
野球を始めた小学校高学年のころから、故郷の神社の石段を登り、砂浜を走り、坂を駆け上がってきた。「初心に戻れる」という故郷を今季のスタート地点に決めた。年末は親族で集まり、地元名産のタラコは「苦手」として食べなかったが、好物のツブ貝、タラバガニ、イクラを食べて英気を養ってきた。
ローテーション定着を目指す今季。目標を「最低6イニング投げて、7、8勝できればと思います」と誓う。体力強化、チェンジアップ習得など、自らに課した課題をクリアして、ブレークを果たす。