大谷翔平 WBC二刀流は明言せず「できることを精いっぱい」栗山監督は球団に確認の方針

 会見する侍ジャパン・大谷(撮影・吉澤敬太)
 会見する侍ジャパン・大谷(左)と栗山監督(撮影・吉澤敬太)
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 日本野球機構(NPB)が6日、今年3月に開催される第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け、都内で記者会見を開催。侍ジャパンの栗山英樹監督(61)と共に、サプライズで登壇した米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手(28)がWBCでも史上初の二刀流に挑むかどうかは明言されなかった。

 栗山監督は所属する球団に確認してから決めることを明かし、大谷自身も「できることをやりたい。使われる立場ですし、できることを精いっぱいやりたい」と与えられた役割を全うしていく覚悟。出場表明に至った経緯に関しては「直接向こう(米国)でも話をして、その時は来年のことを考える余裕はなかった。その後に、自分の考えをまとめて連絡をした形です」と説明した。

 大谷は昨年11月17日にSNSで参戦を表明。2017年の前回大会は右足首の故障で代表から外れたため、今回がWBC初出場となる。大谷は「勝つことだけを考えて、それ以外はなんでもいい。必要だと言ってもらったことにうれしさを感じる。日本でプレーするのも久しぶりなので楽しみ」と表情を引き締めた。

 また背番号は「16」に決定。その理由については「前回出られなかったのが一番。自分にとって日本代表は16が強い」と話した。

 2009年の第2回大会以来、3大会ぶりの世界一奪回に挑む栗山JAPAN。3月9日の中国戦(東京ドーム)が初戦となる。

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