プロ野球解説者の高木豊氏が自身のユーチューブチャンネルを更新し、ソフトバンク在籍時にポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を希望した際の球団とのやりとりなどを詳細にツイッターにつづり（現在は削除）、誤解を生んで騒動となったメッツ・千賀について語った。

　「球団の方針、指針として、なぜウチはポスティングを認めないのかということは、（ソフトバンク球団は）ちゃんと言ってる。ただ、千賀がもどかしいのは、ほか（の球団）は認めてるのに、なんでか？というところだろうね」と当時の心情をおもんぱかった。

　高木氏は過去も現在においてもポスティング申請を認めていないソフトバンクの球団方針について、「巨人が茶髪、ヒゲはダメと言ってるのと似てる部分があって、球団独自のルールなんだよね」と解説。

　また、球団によってポスティングについての見解が異なることに関しては「ピッチャーだったらこの成績、野手だったらこの成績をクリアしたんだったら、ポスティングはしょうがないとか、ポスティングは何年から認めるとか、足並みをそろえた方がいいかもわからんなあ」との持論を述べた。

　今オフに海外ＦＡ権を行使して待望のメジャー移籍を果たした千賀はこの日、滞在先の米国・シアトルからインスタライブを配信し、「文字ではなく、言葉で伝えるべきだった。ホークスのこと、フロントの方のことも嫌いじゃないです。前向きに野球がしたいです」と話している。