松井秀喜氏「サードやらせてもらえませんか?」長嶋監督に直談判して断られたことを明かす

 巨人、米大リーグ・レッドソックスで活躍した上原浩治氏が6日、自身のユーチューブチャンネル「雑談魂」を更新。ゲスト出演した巨人、米大リーグ・ヤンキースなどで日米通算507本塁打を放った松井秀喜氏が、ヤンキース時代の思い出などを語った。

 ヤンキース移籍が決まった時の心境を「すっごいうれしかったです。自分の中でヤンキースに行きたいと思っていたし、代理人にもそれを伝えていたので」と明かした松井氏。

 巨人在籍時、リーグ優勝を逃した1999年の公式戦終了後にニューヨークを訪れ、ヤンキース対レッドソックスのリーグチャンピオンシップ第2戦を観戦。「その時の球場の雰囲気、ピンストライプのユニホームが格好良くて、また試合がシーソーゲームのいい試合でね。それで自分が行くとしたら、ここでやりたいと(思った)」と回想した。

 また、巨人入団後、しばらくして長嶋茂雄監督に「サードやらせてもらえませんか?」と直談判していたことを明かした松井氏。その申し出に対して長嶋監督は「ダメ。俺はお前にジョー・ディマジオになって欲しいんだ」と、メジャー通算2214安打を放ち、女優のマリリン・モンローと結婚したことでも有名な野手をイメージしていたことを告げられたと振り返っていた。

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